どうせお金を払ってサブスクに入るくらいなら
「できるだけキレイな映像が見たい!」
「粗い映像なんて見たくない!」
こう思っている方は多いのでは。映画やドラマを見る時に映像のキレイさは重要ですよね。
この記事では
- 主な動画配信サービスの画質
- 画質で選ぶ動画サブスクおすすめ5選
- 画質の種類と意味
について解説しています。
目次
主な動画配信サービスの画質比較表
主要12動画配信サービスの画質を比較すると以下の表のようになります。
一部の動画配信サービスでは4K作品が配信されていますが、
- まだ配信数自体が少ない
- モニターが対応していないと4Kを楽しめない
- モニターが小さいと4Kのメリットが少ない
というのが現状です。
そこで動画配信サービスを画質で選ぶときは、フルHDに対応しているかどうか?で見分けるのが現実的と言えます。
次はフルHDまで対応していて、一部作品は4Kにまで対応している5つの動画配信サービスについて詳しく見ていきましょう。
画質が良い動画配信サービス5選
フルHDまで対応しており、一部作品は4Kまで対応している動画配信サービスはこちら。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
U-NEXT
U-NEXTは2189円(税込)で24万作品以上が見放題になる動画配信サービスです。これは動画配信サービスの中でもNo.1※の値です。さらに、U-NEXTでは160以上の雑誌も読み放題です。
U-NEXTが対応している画質は以下の4つです。
- 自動
- 高画質
- 低画質
- 最低画質
データ量を抑えたいときは低画質、大画面でデータ量を気にせず見れる時は高画質や自動を選ぶのがおすすめ。
U-NEXTでは最先端のHDR映像技術のドルビービジョンや立体音響技術のドルビーアトモスも採用しています。そのため、ほかのフルHD動画配信サービスよりキレイな映像が期待できます。
また、U-NEXTは約300作品で4Kにも対応しています。
Netflix
Netflixは海外映画とオリジナル作品が特に豊富で魅力的な動画配信サービスです。オリジナル作品の一部は4K対応なのも魅力的です。Netflixが対応している画質は以下の4つです。
- 4K/UHD(2160p)
- フルHD(1080p)
- HD(720p)
- SD(480p)
そして、Netflixには3つの料金プランがあり、プランごとに選べる画質が異なります。その具体的な内容は以下の表のとおりです。
プラン | 画質 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ベーシック | SD(480p) | 990円 |
スタンダード | HD/フルHD(720~1080p) | 1,490円 |
プレミアム | 4K(2160p) | 1,980円 |
Amazonプライムビデオ
AmazonプライムビデオはAmazonが運営する動画配信サービスです。月額料金600円(税込)と安いのにサービスが充実していることが魅力です。
Amazonプライムビデオで選べる画質は以下のとおりです。
- UHD(標準画質)
- HD(高画質)
- SD(標準画質)
4K作品も配信があります。Amazonプライムビデオは画質の面でもコスパの良いサービスと言えます。
ディズニープラス
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Disney+はディズニー公式の動画配信サービスで、ディズニー作品が月額990円(税込)で見放題になります。Disney+では以下の画質があります。
- 最高画質(4K/フルHD)
- 高画質(HD)
- 標準画質(SD)
Disney+では使っているシステムの仕様を自動的に検知して、できるだけ高い画質で作品を再生してくれます。また手動でデータ使用量の設定を調整して、デバイスのデータ使用量を管理することもできます。
動画配信サービスの画質には4つの種類がある
動画配信サービスで用いられる画質は主に以下の4つです。
それぞれ見ていきましょう。
①4K画質(2160p)
4K画質は現在もっとも高い画質です。大画面のテレビで視聴しても超高精細で迫力満点な映像が楽しめます。
ただ、4Kで作品を視聴するためには以下の3つの準備が必要です。
- 4Kに対応している作品
- 4K対応モニター
- 4K対応機器
また、2022年12月現在、4Kに対応している作品は徐々に増えてきています。ちなみに、4K作品については以下の記事で詳しく解説しています。
【U-NEXTの画質】4KとかフルHDって何?画質の設定変更・悪い時の対処方法も解説
②フルHD画質(1080p)
フルHD画質はブルーレイのDVDと同じくらいの画質です。テレビの大画面でもきれいな映像を楽しめます。
画質にこだわりがある人でも十分に満足できる画質と言えます。
③HD画質(720p)
HD画質は地上波のテレビと同じくらいの画質です。動画配信サービスのHD画質の映像作品をテレビで視聴しても、十分キレイに見えます。
スマホやパソコンであれば十分すぎるくらいにキレイな画質です。
④SD画質(480p)
SD画質はテレビで見ると画像の粗さが目立ってしまいます。しかし、スマホやタブレットで視聴するには十分な画質と言えます。
ほかの画質と比べて通信量が少なくて済むので、スマホで屋外で見ることが多い人には特におすすめの画質です。
画質が同じでもサブスクによって映像のキレイさが異なる3つの理由
画質が同じでも、動画配信サービスによって映像のキレイさが異なる場合があります。
その理由には主に以下の3つがあります。
それぞれ見ていきましょう。
理由①:ビットレートが違うから
ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のことです。キレイな映像ほど多くのデータを受信する必要があります。そのため、ビットレートが高くなればそれだけ映像はキレイに見えます。
そして、多くの動画配信サービスではビットレートを意図的に低く設定しています。なぜなら、ビットレートを高く設定してしまうと多くのデータを送信しなければならず、回線がパンクしてしまうからです。
動画配信サービスによって設定しているビットレートが異なるため、同じ画質でも映像のキレイさに差が出てしまうのです。
各動画配信サービスはビットレートを公表していないので、比較することはできません。実際に視聴して、画質を確かめるしか方法はありません。
理由②:アップスケーリングをしてるかが違うから
アップスケーリングとは、低画質な映像を引き伸ばして高画質に見せかける技術のことです。
この技術を使えば、低画質なコンテンツでも、キレイな映像で見ることができます。動画配信サービスによってこのアップスケーリングをしている場合としてない場合があるので、映像のキレイさに差が出る場合があります。
特に昔の映像作品の場合、アップスケーリング処理をしているとしてない場合と比べてキレイな映像が見れます。
理由③:コーデック技術が違うから
コーデック技術とは、容量が大きい動画データと音声データを小さく圧縮する技術のことです。
高いコーデック技術があると小さいデータ量でキレイな映像が見れるようになります。ただ、各動画配信サービスでコーデック技術に大きな差はないと言われています。
動画配信サービスの画質のまとめ
動画配信サービスで使われる画質には以下の4つがあります。
そして、同じ画質でも動画配信サービスによって映像のキレイさが異なる場合がある理由は以下の3つです。
また、各動画配信サービスで対応している画質は以下の表のとおりです。