面白いドラマには大抵この人が関わってる!2023年松本潤さん主演の大河ドラマ『どうする家康』の脚本も担当する、稀代のヒットメーカー古沢良太さん。
こちらの記事では
脚本家・古沢良太さんの
- 過去に公開された作品(映画&ドラマ)のおすすめポイント
についてまとめています。
目次
古沢良太の描く強烈キャラクターが堺雅人主演で光る!ドラマ『リーガル・ハイ』
古沢良太さんが世に送り出した作品で、おすすめなのはやはりコレ!という人が多かったのが、2012年フジテレビで放送されたドラマ『リーガル・ハイ』。
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訴訟で一度も負けたことのない癖のある性格の敏腕弁護士・古美門研介役を堺雅人さん、真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子役を新垣結衣さんが演じられました。
堺雅人さんが強烈な人格破綻弁護士を熱演!ユーモアのある台詞回しや、思わず見入ってしまうような演出&内容のドラマで、脚本家・古沢良太さんのすごさを実感する人が多かったようです。
人気を博し、第2期とスペシャルドラマも放送された今作。韓国版でリメイクもされています。
何回見ても面白い!セリフの内容を考えた古沢良太の凄さが実感できる個人的に最高傑作なドラマ!
40代男性
個人的には最高傑作なドラマだと評価しています。
先ずは主人公・古美門研介という強烈なキャラクターが最高でした。自己中心的で偏屈で卑怯で偉そうでしかしいざ裁判が始まるとありとあらゆる手を駆使して勝利を掴むという結果を出す生き様がカッコ良すぎました。
そして普段ふざけている人間がここぞとばかりに語る、名言を織り交ぜた演説は聞き入ってしまうものがありました。
古美門研介を演じる堺雅人の圧倒的な演技力というのも評価するのは当たり前なんですが、セリフの内容を考えた古沢良太の凄さというのが理解できました。
ドラマでは古美門以外の登場人物同士のやりとりもユーモアに溢れていて秀逸でした。3回くらい見返した作品ですが何回見ても面白いし続編が今でも観たいです。
豪華キャストの演技も魅力的!キャラクター同士のやり取りが秀逸
40代女性
堺雅人演じる、お金大好きで勝つためには手段を選ばない悪徳人格破綻弁護士である古美門と、新垣結衣演じる、真面目で正義感の強いのだけが取り柄の黛の、キャラクター間のやりとりが魅力的です。
どんなにピンチに陥っても最終的には古美門が連戦連勝するのも痛快です。いつも不道徳で毒舌や暴言の多い古美門ですが、時折、芯をつく名言や演説があるのも見どころです。
特に第一シーズンで、とある村で行った約6分間の演説は圧巻で、何度見ても胸が熱くなります。
主役以外も、里見浩太朗演じる服部という謎の多い事務員など、個性的なキャラクターが登場するのも魅力です。毎話登場するゲストも、大森南朋、佐藤隆太、伊東四郎など豪華なのも見どころです。
奇想天外で予定調和にならないストーリー展開!いつものお堅い弁護士ドラマとは違った魅力
40代男性
このドラマの見どころは、奇想天外で予定調和にならない所だと思います。
通常の弁護士を扱うドラマと言うと、正義を追及してお堅いイメージがありますが、このドラマは正義と言う所にも疑いを持ったり矛盾を追及していく所が他の作品と違っています。
そして主人公の堺雅人さん演じる古美門のキャラクターが際立っているのが特徴で、独特の考え方と早口の言い回しは圧巻です。
相棒の新垣結衣さん演じる黛も、古美門と対照的な性格のキャラクターなのが面白い所です。古美門に信頼されている服部と蘭丸のキャラの濃い存在もストーリーを彩る要素になっており、ライバルとして登場する三木法律事務所の三木と沢地の存在も重要ポイントで、同じ案件で双方が対決していく姿が面白かった点です。
ガッキーと瑛太W主演で贈る、奇跡の卓球ロマンティックコメディ!映画『ミックス。』
新垣結衣さんと永山瑛太さんW主演で2017年に公開された映画『ミックス。』。
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遊び心がありテンポの良い作品で、スポコンとコメディがいい具合に織り交ぜられたストーリーが展開されます。
脇を固めている俳優陣も豪華で、いつも見ている役柄とは一味違うキャラクターが非常に面白い一作です。
豪華出演陣が共演!蒼井優さんの中国人役が上手すぎる!
50代女性
見どころは新垣結衣さん演じる主人公の多満子が勤めていた会社でどうなったのか、そして多満子はどこに行ったのかです。
多満子が付き合っていた卓球部のイケメンエース・江島の役を、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出ている瀬戸康史さん、引きこもりの高校生の役をドラマ『テッパチ!』に出ていた佐野勇斗さん、四川料理店の店員の役を蒼井優さんが演じています。
劇中の農家の落合元信役の遠藤憲一さんと、妻役の田中美佐子さんとの掛け合いが面白かったです。また、蒼井さんの中国人の役が上手すぎて、特に印象に残っています。
元プロボクサーの萩原演じる瑛太さんの上司役に、トレンディエンジェルの斉藤司さんが出演され、真面目に演じているのも面白かったです。
卓球への愛も感じる、スカッとしたい時におすすめしたい映画
20代女性
この作品はとてもコミカル要素があって、見ていて笑えるのストーリーが魅力的です。卓球への愛も感じます。大人になってこんなにも夢中になれることがあるのは、とても楽しいことだなと改めて気づかせてくれます。
卓球を通してみんないろんな思いを抱えながらも、相手に勝ちたいという気持ちが強まっていくのが伝わってきます。またペアを組んでお互いに切磋琢磨していくのも印象的です。呼吸があってきて絶妙な相性になっていくのも見ていて手に汗握りました。
出演者はクセのあるキャラクターが多いのも面白いです。斬新な言動もいっぱい出てきて、笑うポイントが盛りだくさんなのが楽しいです。この作品を見たら、経験者でない人も思わず卓球がしたくなったりするはずです。スカッとした気持ちになりたい時におすすめの映画です。
杏&長谷川博己共演、既存の恋愛ドラマの概念を覆した傑作ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』
東京から一番近くて、一番遠い都会・横浜を舞台に繰り広げられる、少しビターなロマンティック・ラブコメディ。
2014年フジテレビにて放送のドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』。
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恋愛力ゼロ恋愛不適合者の男女が、一切の恋愛感情を持たぬまま日々つたないデートを重ねていく…というストーリー。
大人のラブストーリーとして完璧!という声が多い今作品。
主演を務めたのは杏さん。共演の長谷川博己さんと共に、どこか欠点のある男女を演じ、ひねくれていて、笑えて泣ける恋愛ドラマを見せてくれています。
chayさんが歌う主題歌「あなたに恋をしてみました」や、オープニングのダンスが好き!という声も!
設定&世界観が最高な奇想天外ラブコメ!普通の恋愛ドラマに飽きた人におすすめしたい脚本家・古沢良太のセンス
30代男性
杏さん演じる理系堅物女子と、長谷川博己さん演じるニートの2人が織りなす奇想天外なラブコメディです。
とにかく設定やら世界観が最高で、2人とも変わり者かつ恋愛経験ゼロです。そんな2人がデートを重ねて距離を縮めていくのですが、もう終始笑いっぱなしでどんどん嵌まっていきます。
結婚する理由が働かない自分を養わせてほしいという、ぶっ飛んだ理由ですが、普通の恋愛ドラマに飽きていたのでとても面白く感じました。
序盤に出てくるフラッシュモブのシーンは日本のドラマ史に残る名シーン(迷シーン?)と言っても過言ではありません。
とにかく既存の恋愛ドラマの概念を覆した、そんな傑作だと自負しています。セリフ一つ一つをとっても脚本家さんのセンスを感じる事ができ、何度も見返したくなるそんな作品です。
先の問題を先取りしつつユーモアもたっぷりな楽しいドラマ
40代女性
個性の強い人達がぶつかり合い、それをユーモアにもっていくのが古沢さん脚本ドラマの面白いところだと思います。
恋愛ドラマも個性的でした。主人公2人は育った環境など対照的なのに共に恋愛に興味や夢を持っていないなど、現代に見られる問題を先取りしていたようです。
女性は内閣区の仕事場でバリバリ働き、男性は高等遊民と称し家にひきこもり働かないなど、子供から見た視点と親から見た視点が両方入っていて、どちらの気持ちもわかりやすくなっている演出だったと思います。
幼馴染の友人が心配し、勝手に結婚相談所に登録しますが、おせっかいな友人や親戚なども時には必要かもと思ってしまいました。
デートしても毎回裏目にでてしまったり、お互い恋愛を契約を思ってトキメキが全くなかったりと、真面目な行動がおかしく毎回どうなるのだろうかと思ってしまう楽しいドラマでした。
戦後日本の古き良き素朴な生活を舞台に描かれる、何度でも観返したい人間ドラマ!映画『ALWAYS 三丁目の夕日』
東京タワーが完成し白黒テレビが出始めた昭和30年代を舞台に、人情味あふれる下町の人々の生活が描かれる。心温まる感動作、『ALWAYS 三丁目の夕日』。
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多くの映画賞を受賞し、昭和のあの頃にタイムスリップしたような錯覚に陥る世界観で大ヒットを記録し、シリーズ映画3作品がこれまで公開されています。
どのキャラクターも魅力的!続きをいつまでも見ていたくなるような作品
50代女性
1964年の東京オリンピックが開かれる年で、その頃の東京都の下町の自動車修理工場が舞台となります。
青森から上京した六子という女の子が工場の社長である鈴木家に居候するところから始まりますが、何も知らない田舎の女の子が都会生活に溶け込み、仕事を通じて義理人情に馴染んでいくところに温かさを感じました。
向かい側に住む、売れない小説家・茶川竜之介との絡みも見どころと言えると思います。
戦後からまだ20年立っていない時代で日本という国がどのように発展したのかが分かり、ほのぼのして観られるし、DVDでも何回も観賞した素晴らしい作品でした。
その後の鈴木家がどうなったのか、続きが是非とも観てみたい作品です。
いつになっても色褪せない、家族みんなで見たくなるような映画作品
20代女性
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズは、思わず懐かしい気持ちになれる雰囲気に魅力を感じます。現代とは違う、少しのんびりしたような独特な世界観がとても心地よい気持ちになれます。
子供から大人までがレトロな雰囲気の中で、生活していく日常が見ていて面白いです。今ではなくなってしまったものや考えられない関係性などもあるのが今鑑賞すると新鮮です。
シリーズを通し、人間関係のやさしくて温かみのある物語なのが人気を博した理由かなと思います。
ちょっとした日常の中にいろんなものが活躍したり、大切にされているものがそれぞれにあるんだと感じます。
時代の変化によって人やモノも様々なものが変わっていくんだと気付き、家族みんなで見ることができるような作品です。いつになっても色褪せることのない作品で、ずっと愛されていくような気がします。
劇場版も3作公開!長澤まさみさんがぶっ飛んだ演技で悪者を騙していく『コンフィデンスマンJP』
長澤まさみさん主演で2018年フジテレビにて放送された、オシャレで華やか、景気が良くてちょっと不謹慎、そして時々ハートウォーミングな痛快エンタメドラマ『コンフィデンスマンJP』。
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長澤まさみさん演じるダー子がありとあらゆる業界人に扮し、ターゲットの懐に潜入。
東出昌大さん演じるボクちゃんと小日向文世さん演じるリチャードとタッグを組み、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取るストーリー。
これまで劇場版も3作品が公開され、二転三転する騙し合いやトリックの連続で、古沢さんの脚本手腕が光る作品になっています。
勧善懲悪の時代劇を見た後のような爽快感!長澤まさみの新境地を開いた大ヒットシリーズ
50代男性
最も驚いた事は長澤まさみさんはこういうキャラクターを演じる事がこれほどお似合いだったのかと言う点です。
それまで見てきた長澤さんとはまるで別の人が演じているかのような、がらりと彼女のイメージを変えてしまったと断言できるほどの作品でした。
悪知恵を働かしたり、お金の亡者になっているキャラクターを演じている長澤さんの姿がとても新鮮です。
憎いとかひどい人物というイメージではなく、凛々しくて格好いいと思えるほどのはじけっぷりで、現実世界で同じ事をすれば警察に捕まるような違法行為も数々行いますが、ターゲットがあくどい事をしている人物ばかりでしたのでつい彼女を応援したくなります。
見終えた後の爽快感は勧善懲悪の時代劇を見た時と同じで本当にスカッとしました。
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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。