『そして父になる』『海街diary』の是枝裕和監督が、犯罪でしか繋がれなかった家族の絆と社会の歪みを描いた人間ドラマ。映画『万引き家族』。
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目次
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映画『万引き家族』の作品概要
| 上映日 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 120分 |
| 制作国 | 日本 |
| 監督 | 是枝裕和 |
| 脚本 | 是枝裕和 |
| 音楽 | 細野晴臣 |
| 出演 | リリー・フランキー／安藤サクラ／樹木希林／松岡茉優／池松壮亮／城桧吏／佐々木みゆ／山田裕貴／柄本明／高良健吾／池脇千鶴 ほか |
| 外部 情報 |
第71回カンヌ国際映画祭において、日本映画としては21年ぶりのパルムドール賞受賞という快挙を成し遂げたことで注目を集めた。第42回の日本アカデミー賞で最優秀作品賞にも輝いている。
人と人との関係が希薄な時代に、「家族の繋がりとはなにか？」を問う衝撃の感動作。
是枝監督とこれまで何度もタッグを組んできたリリー・フランキーや樹木希林のほか、本作が是枝作品初出演の安藤サクラや松岡茉優、そしてオーディションで選ばれた2人の子役らの演技にも称賛の声が上がっている。
『万引き家族』のあらすじ
とある一軒の平屋で暮らす柴田治（しばたおさむ）は、妻の信代（のぶよ）、息子の祥太（しょうた）、信代の妹の亜紀（あき）、そして母の初枝（はつえ）とともに身を寄せ合ってひっそりと生きていた。
彼らは、表向きには独居老人ということになっている初枝の年金と、万引きで盗んだものを生活の足しにして暮らしていた。
ある日、虐待を受けていた幼女を見つけ、「りん」と名付けて家族に迎え入れることにする。
社会的には底辺レベルの生活ながらいつも笑顔が絶えない柴田家であったが、あるできごとをきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、隠されていた事実が明らかになっていく。
キャスト・出演者
柴田治（リリー・フランキー）
本作の主人公。日雇い労働者として建設現場で働く。常習的に万引きをしている。
柴田信代（安藤サクラ）
治の妻。パートとしてクリーニング屋の工場で働く。
柴田亜紀（松岡茉優）
信代の妹。風俗店で「さやか」という源氏名を使って働く。
柴田初枝（樹木希林）
治の母親。夫とは離婚しており、年金で生活している。
柴田祥太（城桧吏）
治の息子。治と手を組んで万引きをしている。学校には通っていない。
ゆり（＝りん）（佐々木みゆ）
両親にネグレクトされているところを治たちに保護され、柴田家で暮らすようになる。
映画『万引き家族』の評判・感想
『万引き家族』にまつわるツイートをTwitterから集めてみました！
やっと見ました📺
感想が両極端だけど、自分は高評価です⭐️⭐️⭐️⭐️
低評価の理由を 犯罪肯定してる とか言ってる人は全ての映像作品を見ない方がいいよ。あと「ゴミを違う日に出すと通報されるのにリアリティがない」とか言ってる人も…治の性格の表現方法だよね？#万引き家族 pic.twitter.com/YrbEc1sezh— のりち (@non68759558) November 13, 2021
『万引き家族』鑑賞
貧乏だが笑いの絶えない一家。新たに引き取られた幼女。底辺の疑似家族を通して問われる家族の定義。「子供には母親が必要」「家族は助け合わなければいけない」といった常識（と信じられてきた何か）が通用しない現代社会。この物語に答えはない。あるのは嘆き。でも人生は続く。 pic.twitter.com/uHTIZglM34— じぇれ☺︎映画 (@kasa919JI) July 16, 2020
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