サイコスリラー映画おすすめ14選｜狂ってる。トラウマ級サスペンスホラー洋画

サスペンスやホラーというジャンルの映画には、スリリングな体験をさせるためのあらゆる工夫がされています。今回はそんな

• サイコスリラー
• サスペンスホラー

のおすすめ海外映画をランキング形式でピックアップしました。作品の見どころと、各作品を無料で見られる配信サービスも紹介しています。

サイコスリラーおすすめ映画10選

さっそくトップ10の発表。

こちらの作品はすべて動画配信サービスやDVDで視聴可能です。気になる作品があれば覚悟を決めてご覧になってみてください。

サイコスリラー映画①サスペリアPART2 紅い深淵

公開時のキャッチフレーズは「約束です！決してひとりでは見ないでください」。プログレバンド『ゴブリン』による不気味な子供の歌も有名。

『サスペリア2』あらすじ

ある日の心霊研究会の講演中、超能力者ヘレガは突然悲鳴を上げる。「この聴衆のなかに邪悪な人間がいる。その者はかつて殺人を犯した。そして再び人を殺すだろう……」

その晩、主人公マークはヘレガの部屋の窓越しに彼女が襲われる現場を目撃してしまった。彼は部屋に入るが犯人らしき者が外へ逃げて行った場面にしか立ち会えず、ヘレガもすでに息絶えていた。

翌日、マークは記者に自分の写真を撮られ、目撃者として新聞に掲載されてしまう。このままでは犯人は自分を狙うかもしれない。そう考えたマークは姿なき殺人者の正体を突き止めようとする。

絶対に二度見たくなる、作りこまれた緊迫感の傑作ホラー

音楽も相まって、ホラーとしても上出来のトラウマ級恐怖が襲ってきます。

ミステリー作品では主人公たちが追いつけない「いつの間にかある手がかり」も多い中、今作は「重要すぎるヒント」が確実に、自然に映りこんでいるのがポイント。主人公はおろか観客でさえ見逃してしまいます。思わずもう一度観返したくなってしまう、ミステリー作品としても素晴らしい一作です。

作品情報

サイコスリラー映画②羊たちの沈黙

若い女性ばかりを殺害しその皮膚を剥ぐ連続殺人鬼「バッファロー・ビル」の捜査をめぐるサスペンス・スリラー。「プロファイリング」という言葉が浸透したきっかけになった一本。

『羊たちの沈黙』あらすじ

FBI候補生のクラリスは殺人鬼バッファロー・ビルの精神分析のため、元精神科医の囚人ハンニバル・レクター博士から情報を聞き出すことを命じられる。

レクターはクラリスの過去を語ることと引き換えに助言をするという交渉を持ち出す。クラリスにとって過去はトラウマだった。しかし彼女が徐々に自らの過去を吐露することで、今回の異常殺人とバッファロー・ビルという個人について数々のヒントを得ていく。

一方、バッファロー・ビルはついに上院議員の娘を誘拐し、事態はより深刻になっていく……

人間心理を巧みに描く、言わずと知れたトラウマ級サイコホラー

無害な一般人を装っているバッファロー・ビルの手口や食人鬼レクターの冷静沈着な狂気も恐ろしいですが、候補生でありながらバッファロー・ビルを追いつめるクラリスの度胸にもハラハラさせられます。

この作品はジャケットもおしゃれですが、セリフ回しも詩的なものが多いのが特徴です。タイトルである『羊たちの沈黙』の意味が明かされたとき、ウィットに富んだレクターのキャラクターがより魅力的に映ることでしょう。

作品情報

サイコスリラー映画③ザ・セル

『落下の王国』のターセム・シン監督による映画。『ドラキュラ』や『スノーホワイト』でも活躍した日本人デザイナー、石岡瑛子による衣装も必見。

『ザ・セル』あらすじ

キャサリンは、特殊な機械を用いて昏睡状態の子供の精神世界に入り込むカウンセラー。ある日彼女のもとに昏睡状態に陥った連続殺人犯スターガーが運び込まれる。彼の殺人の手口は誘拐した女性を水槽に閉じ込めて、徐々に水を満たすことで溺死させるという悪質なものだった。被害者を救出するには精神世界のスターガーから水槽のありかを聞き出すほかないというのだ。

キャサリンがスターガーの精神世界に侵入すると、悪夢のような景色が広がっていた。キャサリンを待ち受けていたのは怪物のような姿をしたスターガー。彼に襲われたキャサリンは現実と精神世界を混同し、元の世界に戻れなくなってしまう……

恐怖と映像美のバランスが素晴らしいSFスリラー

スリラー映画の位置付けながら、最後は切ない気持ちになる作品です。「悪人が悪人になる背景」を描くドラマ的な要素も強く出ています。

犯人の心象風景を通してカウンセリングを行うという斬新な設定は、幻想と狂気に満ちた映像表現を可能にしました。水をテーマにした映像はとても美しく、監督の特徴である映像美を色濃く出しています。

作品情報

サイコスリラー映画④ミザリー

動けない自分に近寄るのは天使か、悪魔か？スティーヴン・キングの作品を映画化。

『ミザリー』あらすじ

ロマンス小説『ミザリー・シリーズ』の作者であるポールは、シリーズ最新作を書き上げた直後、事故で瀕死の重傷を負う。彼を救ってくれたのはポールの一番のファンと自称するアニーという女性だった。アニーは元看護師で、かいがいしくポールの世話を焼いてくれるが、それはむしろ監禁に近いものだった。

ある日、ポールの書き上げた新作の内容を知ったアニーはその展開に逆上し、原稿を書き直すことを強要。アニーの狂気に気づいたポールは逃亡を試みるが……

熱狂的ファンの行きつく先。キャシー・ベイツの怪演ホラー！

「解釈違い」という言葉が生まれるように、原作者の意図に納得できない読者は多いのかもしれません。ここまで豹変する人も中にはいるのかも……というほどリアルな演技にハラハラしてしまいます。

アニーのやることすべてが常軌を逸しており、そんなにするか！？と思わず目を覆ってしまう場面も。サスペンスとしてもホラーとしても上々の名作です。

作品情報

サイコスリラー映画⑤エスター

絶対に関わりたくないけれど、その異常さにすぐには気づけない。養子を取るならきっと誰でも彼女を選んでしまうことだろう。そんな親の心理を逆手に取るスリラー。

『エスター』あらすじ

3人目の子供を流産で亡くし、そのつらさから孤児院でエスターという少女を引き取った夫婦。エスターは9歳ながら落ち着いており、耳の聞こえない義妹のためにすぐに手話を覚える賢い子供だった。

しかし彼女は少々変わった習慣をもっていた。首や手首のリボンを決して外さず、歯医者を異常なほど嫌い、入浴時はかならず施錠するのだ。そしてその習慣を侵そうとするとヒステリーを起こす一面があった。

彼女の存在がやがて家庭の崩壊をほのめかすことに、家族はまだ気づいていなかった……

モデルがいた！？幸福な家庭に忍びよる恐怖＆どんでん返し

養子を考えている人が見たら間違いなくぞっとするでしょう。

実は『エスター』のモデルとなった事件がロシアにあったそう。ロシアで8歳のナタリアという少女が引き取られましたが……詳細はネタバレに繋がってしまいますので、続きはぜひ本編をご覧になってから！

作品情報

サイコスリラー映画⑥ゲット・アウト

『招かれざる客』をホラーテイストに脚色した本作。生まれながらに持つ「人種」という特性を生かしたサスペンス。

『ゲット・アウト』あらすじ

アフリカ系アメリカ人・クリスは、人種の違いによるコンプレックスから白人の恋人の実家に行くことに不安を感じていた。しかし招待されてみると異様なほどの歓待を受ける。家の人間への違和感が拭えず、不信感が募っていくクリス。

ある日パーティーに参加することになったクリスは、参加者が全員白人であること、そして彼らが自分をやたらと特別扱いすることに滅入っていた。クリスはその中で唯一見つけた黒人の若者の写真を撮る。フラッシュを浴びた途端、豹変した彼はクリスに襲い掛かりながら叫ぶ。

「出ていけ！出ていけ！」

人種問題をサイコホラーに転換した驚愕の映画

批評家支持率99％という高評価をたたき出した本作。黒人に好意的なリベラルな白人たちが引き起こす問題をホラーとして昇華させています。

全体的に観客にスリルを与え、問題提起をする作品となっています。しかし監督自身がコメディアンだったこともあり、ときおり笑える部分も存在するのがほかのスリラーとの差別化をはかれているポイントです。

作品情報

サイコスリラー映画⑦サクラメント 死の楽園

ヘリでしか行くことができない場所にあるという閉ざされた「理想郷」。一見幸福に見えても、その背後には絶対的な恐怖がある。

『サクラメント　死の楽園』あらすじ

長く連絡が途絶えていた妹からメールを受け取ったジャーナリストのパトリック。連絡の内容は「『エデン教区』という共同体を取材しないか」という誘いだった。

連絡をくれた妹は「ファーザー」のおかげでこの豊かな生活ができているという。たしかにエデン教区は互いが助け合って暮らし、笑顔の絶えない平和な村のように見えた。

しかし、一人の少女に渡された小さなメモを見て不穏な空気に気づき始める。そのメモには「助けて」とだけ書いてあった……

カルトの恐怖。実話ベースのPOV（一人称視点）映画

『グリーン・インフェルノ』のイーライ・ロスが製作に参加した映画。まるで素人がハンディカメラで撮影したようなリアリティを醸し出す、『ブレアウィッチ・プロジェクト』系の作品です。

1978年に実際に起きた人民寺院の集団自殺事件を基にしており、「信者以外立ち入れない村への取材」という形式でストーリーが進んでいきます。

独裁者が君臨する閉鎖的なコミュニティの恐怖を淡々と描写するサスペンスホラーです。

作品情報

サイコスリラー映画⑧ルームメイト

冴えない女性が自分に成り代わり、大切なものを奪おうとする恐怖。愛に飢えた人間の狂気を見事に描き出す。

『ルームメイト』あらすじ

彼氏と別れたアリソンが募集したルームメイトはヘドラという女性だった。活気あるアリソンとは正反対に大人しく地味なヘドラ。

仲良く生活していた二人だが、アリソンが彼とヨリを戻した頃から徐々にヘドラは異常さを垣間見せる。彼女は服装も、髪形も、ふるまいまでアリソンそっくりに真似しはじめ、ついに……

女の友情が狂気に変わる……日常に潜むサイコホラー

他人の持ち物や髪形を真似したがるひと、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。女性なら特に心当たりがあるでしょう。

それは単に「羨ましい」から真似しているのでしょうか？それとも別の、もっと歪んだ想いからくる行いなのかもしれません。

あたりまえの日常を振り返るとぞっとする、そんなサスペンスホラーです。

作品情報

サイコスリラー映画⑨ケープ・フィアー

証拠をもみ消した弁護士を恨む囚人。服役中に体を鍛え、読み書きからはじめ自ら法律を学ぶまでの復讐心が、出所の日に牙をむく。

『ケープ・フィアー』あらすじ

少女に暴行した罪で逮捕されたマックスは、自らの実刑に不服だった。強姦罪から暴行罪へ刑が軽くなったものの、弁護士が手を抜かなければ無罪になっていたはずだと信じていたのだ。

出所し自由を得た彼は自分を弁護したサムに復讐を誓う。はじめは軽い嫌がらせのようなものだったが、しだいに彼の復讐はエスカレートし、サムの家族にまで矛先を向け始める……

スコセッシ×デニーロのタッグに圧倒される復讐系サスペンス

『恐怖の岬』のリメイク。理不尽に襲われる内容ではなく、襲われる側にもそれなりに問題がある一作ではあります。しかし、ロバート・デニーロ演じるマックスの執念深さが尋常ではありません。

復讐の邪魔になるものは皆殺しという見境のない狂気が予測不可能で本当に怖い！巻き添えになる家族などのことを思うとただ事ではない映画です。

作品情報

サイコスリラー映画⑩グレタ

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のニール・ジョーダン監督によるスリラー映画。子離れできない親の執着心を巧みに描く作品。

『グレタ』あらすじ

職場からの帰宅中、地下鉄の座席に忘れられたハンドバッグを見つけた主人公。鞄の中身の連絡先をたどると、持ち主はグレタという孤独な未亡人だった。鞄を届けた主人公はグレタに亡き母の面影を見出し、彼女と母娘のように親密になっていく。しかしグレタは日ごとに主人公に執着し、職場にまで姿を現すようになる……

優しい人ほど狙われる！本当にありそうなサスペンス

ピアノの旋律が良い演出になっており、イザベル・ユペールの上品さも逆に怖さを煽ります。
初めは寂しがりの女性と思われていたグレタが徐々に見せる異常な執着は『ルームメイト』にも共通していますが、今作の怖さは「母」としての異常さです。「毒親」という言葉が生まれた現代ならではの作品といえるでしょう。

作品情報

サスペンスホラー洋画おすすめ4選

こちらではランキングに入れられなかったその他オススメ作品もご紹介。

サスペンスホラー洋画①ヒッチャー

サスペンス★★★★☆

ホラー★★★☆☆

あらすじと見どころ

ある雨の晩、主人公が乗せたヒッチハイカーは冷血な殺人鬼だった。自分を殺そうと楽しむ男をなんとか車から振り落とすも、彼は行く先々で主人公を待ち受ける。

スピルバーグ監督の『激突』にも通じる、運転手なら誰しも恐れる一本。何度引き離しても追ってくる機械的で不気味な殺人者をルトガー・ハウアーが見事に演じる。

作品情報

「ヒッチャー」を観て心臓が急停止するところでした…。

ずっと緊張させられっぱなしの97分。砂漠の埃と銃声、血、終わらない悪夢。そして対決。全て完璧。脚本家がドアーズの"Riders on the storm"に着想を得たと語っており、同曲を愛し狂っている俺は非常に納得。

There's a killer on the road… pic.twitter.com/eFeeMb92lI

— Ching-O (@halfromhell) June 30, 2021

サスペンスホラー洋画②ウィッカーマン

サスペンス★★☆☆☆

ホラー★★★★☆

あらすじと見どころ

敬虔なクリスチャンである主人公が行方不明の少女を探しに降り立ったのは、『性』の神を祀る独特の風習を持つ島だった。島民は誰一人少女の行方を答えてはくれない。少女が島の祝祭で生贄にされる可能性を考えた主人公は応援を呼ぼうとするが、彼の飛行機はすでに壊されていた……

『ミッド・サマー』の元ネタとされるカルト映画の代表作。閉鎖的な島の官能的な信仰が静かな恐怖を生み出している。ラストシーンは圧巻。

作品情報

『ウィッカーマン』'73🇬🇧
行方不明になっている島民少女捜索の依頼受け、島にやって来た警官。しかし、島民は少女の存在すら否定…母親でさえも。奇妙な風習や宗教観に島民への疑惑が深まる中、5月祭が始まった。言ってしまえば生贄を捧げる儀式ですが、自然と調和した本当に素晴らしい捧げ方でした🙏 pic.twitter.com/oXsqqQXelP

— みほろぐ( ´ཫ`) (@ichinikkatu) May 5, 2021

サスペンスホラー洋画③エンゼル・ハート

サスペンス★★★★☆

ホラー★★☆☆☆

あらすじと見どころ

私立探偵ハリーはサイファーという紳士から失踪した歌手の捜索依頼を受ける。しかし、調査をするハリーの周辺で次々と殺人事件が起きていく……
ミッキー・ロークとロバート・デニーロ、両者の良さを活かした一本。ハードボイルド調の前半から一転するラストに注目してほしい。

ホラー度が低めの評価だが、ゴシック・ホラーとしての完成度は高め。まるで悪夢を見ているかのような芸術的な映像美を体感したい方は一度は観るべき。

作品情報

『エンゼル・ハート』
物語の展開、構成、キャストが抜群の傑作映画。
心理的かつ悪魔的なものとして表現が卓越しており、映像でなければ表現できない魅力的な絵が満ち溢れている。そして、真相に至るまでに否応無く認識してしまう、精神の檻とも言うべき「自我」、その逃げ場の無い閉塞感が恐ろしい。 pic.twitter.com/tbK34b801b

— ムービーメン (@Sid_movie) June 15, 2019

サスペンスホラー洋画④マジカル・ガール

サスペンス★★★☆☆

ホラー★☆☆☆☆

あらすじと見どころ

白血病に侵され余命僅かな少女アリシア。彼女は日本のアニメ『魔法少女ユキコ』の大ファンで、いつかユキコの衣装を着て踊りたいと夢見ていた。コスチュームは手が出ないほどの高額だったが、父親はアリシアの願いを叶えるために何でもすると決意する。

ハートフルなストーリーかと思いきや……、ありきたりな設定とは一線を画した斬新なスペイン映画。一着の衣装と無垢な少女の欲望が生み出す悲劇とは……？
ホラー要素は薄いものの、終始不穏な印象を与える映画。王道とは違う刺激を求める方にオススメ。

作品情報

「マジカルガール」という映画を見た。魔法少女ユキコに憧れる余命わずかな娘に何かしてやりたい父親…の話。
すごい。予想は裏切られ、想像力がフル回転だし、終わりに震えた…何より映画館で見とくべきだった。何だよ、何なんだこれ…あぁ畜生！（誉めてる）面白い！そしてこのポスターが良すぎる！ pic.twitter.com/9lcPANHiF4

— 面下亭 堂乃（小林） (@xinveilg) October 10, 2016

2022年公開のサイコスリラー・サスペンスホラー映画

①X(エックス)

『ミッドサマー』や『へレディタリー/継承』など怪作を世に放ってきたスタジオA24の2022年新作。3組のカップルが映画の撮影で訪れたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家だった――。

主演は『サスペリア』のミア・ゴス。タイトルにある「X」は“最も危険な頭文字(イニシャル)”という位置づけで、このワードもストーリーの秘密を握ります。

②LAMB(ラム)

山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない『何か』が産まれてくる―。衝撃的で不気味なテーマから始まる映画。

子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにします。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらしましたが、やがて恐ろしい事態が待ち受けることに…

③NOPE(ノープ)

『ゲット・アウト』で第90回アカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピールが、自ら監督・制作・脚本を担当した3年ぶりの最新作。日本では8月26日より公開され、12月23日よりデジタル先行配信が予定されています。

日本版のポスタービジュアルは、「最悪な奇跡が起こる」と不安を煽るコピー。そして星空の見える小さな田舎町を覆い隠す大きな雲、その下に浮かぶ不穏な雲、カラフルな一本のフラッグ紐が垂れ下がる様子が描かれています。

サイコ・スリラー・ホラー・サスペンスの違いは？

言葉の定義は様々ですが、幅広く言うと

という点で似ています。サイコやホラーはそれらをさらに細分化したジャンルといえそうです。

ここからは筆者の主観で4つのジャンルを分類してみたいと思います。

サイコとは…

「狂気」を感じられる作品を指し、常軌を逸した思考や行動で先の読めない恐怖を与えるジャンル。スリラーやホラーと組み合わせて使われることも多い。

スリラーとは…

「緊張感」に重点を置いた作品が多く、知人や身近な人が恐怖の存在となり主人公たちを追い詰めるジャンル。ホラーやサイコと組み合わせることで恐怖と緊張と衝撃が加速する。

ホラーとは…

「恐怖」がテーマであり、モンスターや幽霊など未知の存在・殺人鬼など凶悪な存在が主人公たちを脅かすジャンル。グロテスクな表現のスラッシャー、スプラッターと派生する。

サスペンスとは…

「謎」が物語のカギを握り、主人公たちだけでなく観客も犯人が分からない状態から解明していくジャンル。ミステリーと親和性が高い。

サスペンスホラー/サイコスリラーにおすすめの動画配信サービス

以上の動画を観る際におすすめの動画配信サービスをご紹介します。

ここからは、それぞれのサービスについて解説していきます。

登録・解約の方法も参考にしてみてくださいね。

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サイコスリラー・サスペンスホラー映画のまとめ

今回ご紹介した映画はこちらです。

まだまだ新しい試みがされるサスペンス・ホラー。

ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーによる孤島の灯台を舞台にした『ライトハウス』など、今後も見逃せない新作が続々公開されていますね。

『ライトハウス』の監督はゴシック・スリラー『ウィッチ』を手掛けたロバート・エガース。

今後の新作サスペンスは今回のランキングを超えられるか……？楽しみです！