雨の日に観たい映画おすすめ40選｜梅雨にぴったり！雨が好きになる邦画＆洋画

「たまには雨に濡れてもいいかな」と思える映画です。タイトルにも「雨」が含まれますが、この映画をみるといつもは憂鬱な雨にも抵抗感が無くなります。
とくに登場人物たちによるミュージカル映画らしい軽快な歌とダンス、そしてそこに加わる「雨」の演出をみると、自分も雨の日に外に出て、踊りながら歌いたくなります。
この歌はおそらく多くの人が耳にしたことがあると思いますし、かなり古い映画です。しかし何度視聴しても楽しい気持ちになれます。
雨の日にみれば雨音にワクワクする、晴れの日にみても、ふいに雨が降ってほしくなる、そんな不朽の名作です。
演出だけでなく、ストーリーもしっかり楽しめます。なので私にとって雨の日に鑑賞したくなる映画作品は、本作品一択です。

主演ジーン・ケリーらの非常に華麗で軽快なダンスを見ていると、鬱々とした気持ちがスッキリと晴れ渡るような感覚になります。
個人的にはシリアスでやや難解な映画の方が好きなのですが、元気が出にくい雨の日には、明朗快活で頭を使わずに済む今作のようなストーリーの方が向いているのではないでしょうか。
劇中に登場する大雨の場面は、映画史上に残る名シーンと言われています。どしゃぶりの中でも好きな人を思って嬉しそうにジーン・ケリーが踊る様子に、こちらも思わず微笑んでしまいますし、心も温かくなりました。
「自分の気持ちが明るい状態ならば、雨が降っていたって構わないんだ！」と思わせてくれる、まさに雨の日にぴったりな作品ですね。

雨といえば、この映画は外せないでしょう。
かなり古いミュージカル映画ですが、一応名作として知られていて、今見ても楽しめる内容です。
印象的なシーンはいくつもありますが、中でも一番有名なところは、題名にもある「雨に唄えば」のシーンです。
主演のジーン・ケリーが雨の中を陽気に歌い、踊るシーンはYouTubeでも何度か見ましたが、その度に幸福感が伝わる名シーンだと思います。
きっとこの映画を見終わった後、雨の日に思わず「雨に唄えば(原題：Singin' in the rain)」を口ずさむ事と思います。それくらい印象的なシーンでした。
ストーリーに関しては難しくなく、全体的にコミカルで往年のハリウッドミュージカル映画が堪能できる作品です。

タイトルにもある通り、雨が印象的な恋愛映画です。
雨のシーンは、どこか儚い雰囲気を感じられて雨が主人公の感情を表しているのではないかと思わせるほど、雨が印象的です。
舞台はニューヨークで、非常におしゃれな印象を受けます。出演者も人気俳優のティモシー・シャラメなどが出ており、アンニュイな雰囲気を醸し出しています。
雨のシーンでティモシー・シャラメの髪が濡れる場面があるのですが、非常に色っぽくて恋愛映画に雨はとても合っているという印象を受けます。
この映画は映像が非常に美しいので観ていて飽きなかったです。雨が降っている日にふと観たいと思わせてくれる作品です。

タイトルにもある通り、この映画は作中で雨が降ります。
個人的に雨の日は結構好きですが、暗い感情になる人ももちろんいるでしょう。この映画はそんな憂鬱な雨を少しだけ良いものにしてくれる、そんな作品です。
外に出られない日、何もしたくなくなる日をロマンティックに彩るこの映画の主人公は日本でも大人気のティモシー・シャラメです。
彼の繊細な演技と雨に濡れた美しいニューヨークの街並みを一度に楽しめるこの映画はまさしく傑作と言えるでしょう。
小さなハプニングから始まり、思いがけない出会い。それぞれの揺れる心、そしてそんな気持ちを隠すように降り注ぐ雨、非常に人間らしい感情が丁寧に描かれるレイニーデイ・イン・ニューヨークは、ぜひ雨が降る日に見て欲しい素敵な映画です。

雨の日は気分が憂鬱になるので、明るくなるような映画と言いたいところですが、あえて雨の気分を味わえる、少し暗くてどんよりした物がみたくなることがあります。
今作は暗い雨のシーンがとても印象的な映画です。特に土砂降りの日、暗い空を眺めると怖くなりながらも、この映画がみたくなります。
映画の撮影が行われたお城は、フランスの南西部ドルドーニュ県にあるベイナック城です。数年前になりますが、このお城を訪れる機会がありました。どんより空の今にも大粒の雨が降り出しそうな日で、まるで本当にジェボーダンの獣が現れてきそうでした。以後、大雨の日になると、この映画を思い出し、少し怖くなりながらも見てしまいます。

雨のシーンが多く、印象的な作品です。霧雨、豪雨、雨上がりの他、主人公たちが敵のアジトから脱出する際も水浸しになるなど、全体的にジメジメした場面が多いです。
そもそもこの作品、未だに「カルト的な人気」があると称される理由はおそらく、狙いすぎてダダ滑りした邦題を付けられたせいだと思われます（無論、3年ほど前に公開された「ゴーストバスターズ」ですね）。
しかし、アメリカ人が勝手に創造したであろう奇妙奇天烈な中国の文化、思想、神話などの世界観が目まぐるしく、最終対決場面の画面は良い意味で毒々しいほどの色彩感覚です。
全体的に絵ヅラが陰鬱ですが、主人公は常に軽口を叩いて陽気で、物語のスピード感も相まって、一気に洒落の効いたラストシーンまで見てしまうこと請け合いです。

雨の日に出かけることはできますが、できることなら出かけたくない心境が部屋で独りホラー映画を見たくなるシチュエーションとなります。そんなとき観たのがこの作品です。
大雨のせいで辺境のバステーションに閉じ込められた8人の男女のお話で、外の状況は電波の悪いラジオから伝えられるという同じようなシチュエーションホラーです。
ホラー映画は予測不可能な展開や怖い場面が多く、それによって観客はスリルや緊張を感じます。このような興奮やドキドキ感を楽しむためにホラー映画を選ぶ人もいるんではないかと思います。
フィクションとしての安心感もあるため、現実とは切り離されお話であり、視聴者は恐怖を楽しむ一方で、映画の終わりには現実世界に戻ることができ、安心感を得ることができます。

事件が次々に起こると共に、主人公のラングドン教授と相棒の女性がどのように悪の手(&警察)から逃れていくかの目まぐるしい展開もさることながら、いろんな場面で暗号解読がポイントになる映画です。
スリリングなストーリーと共に、自分でも謎解きを常に一緒に考える展開になります。ので、集中して見る(考える)と面白いので、外部環境的に雨音がひたすらしている状況の方が集中でき、映画の中に入っていきやすいと思います。
また、映画全体が暗めのトーンで進んでいくということも雨の日に丁度いい感じがします。終盤にヒロインの女性についての真実が明らかになる時まで、気の抜けない、しかし見終わって見ると、とても充実感を感じられる映画作品です。

スティーヴン・キング原作の、言わずと知れた名作映画です。
上質な脚本と俳優陣が揃い、映画史に残る至高残っている方も多いと思います。
パッケージにもなっている雨の一幕は、数ある名作映画の中でも特に印象的な名シーン。雨の日に真似してみたことがある人もいそうです。
辛い状況でも希望を捨てずに、地道な脱獄計画を遂行した主人公・アンディの努力が報われ、これまでの苦しみや葛藤が洗い流されていくような雨の描写。
普段なら恐ろしく思うような雷の音も、アンディの計画を応援しているように感じました。
脚本に無駄な箇所が一切ない、まだご覧になっていない方にはぜひおすすめしたい、不朽の映画作品です。

雨の日は暗くて湿っぽい雰囲気があります。そのため、映画も似たように暗くて湿っぽい作品なら没入感を感じより楽しめると思っています。
ハリポッターを選んだのはそういった暗くて湿っぽい感じがあるからです。まずハリポッターの舞台はイギリスで雨や曇りが多いです。それだけではハリーポッターシリーズなら何でも良くなってしまうので、シリーズの中でも特に湿っぽい作品として第4作の『炎のゴブレット』を選びました。
ハリーが湖に入ったり、大きい風呂に入ったり、水に関する部分がシリーズでも特に多く、湿度の高さを感じました。こういった部分が多ければ雨の日に見ると没入感も増して楽しめるのではないでしょうか。

こちらの作品は2013年に公開された第1作『グランド・イリュージョン』の続編となります。
今回の敵は『ハリー・ポッター』シリーズで知られるダニエル・ラドクリフ！天才エンジニアを相手に壮絶なバトルが繰り広げられます。
前作に引き続き、巨悪を相手にド派手でハラハラの迫力あるマジックシーンが魅力的な作品です。
特にマジックを使った雨のシーンが印象的で、空中の水滴が一瞬でピタッと止まる演出には息が止まりました。

自分の殻に閉じこもっていた女性が、庭造りを通して周囲に心を開いていくハートフルストーリーです。
イギリスのお庭が素敵で目にも優しい映画で、インテリアとかお洋服もおしゃれでかわいいです。
主人公の女性が雨の日にあまり良い思い出がない方なのですが、庭造りをしていく過程で徐々に成長していく姿が垣間見え、心の温まるお話です。

『ラブ・アクチュアリー』で知られるリチャード・カーティス監督が手掛ける、ロマンティックコメディです。
劇中、結婚式での突然の雨のシーンがとても印象に残っています。
普通であれば、屋外での結婚して雨なんて最悪！となりそうなものですが、むしろそんな雨を楽しんでいるかのようなみんなの表情が素敵でした。

南北戦争時代を力強く生きた四姉妹の物語を、作家志望の次女の視点で描くドラマです。名作小説「若草物語」を現代的な視点でアレンジしています。
主演は『レディ・バード』のシアーシャ・ロ―ナン。共演陣が超豪華で、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープが一気に見れます。
物語終盤の雨のシーンが印象的で、その後の展開と相まって、実際に起こったことなのか？作中に綴られた物語の一部なのか？が曖昧になっている点が、観る側の想像を膨らましてきます。
ほとんどの映画やドラマでの雨のシーンは、良いことの描写で使われることが少ないけれど、今作での雨の演出はハッピーなタイプの展開に繋がる使われ方で記憶に残っています。

この映画の雨のシーンは不眠症の「僕」が電気をつけたくならないほど、憂鬱になってしまうのですが、それが私の共感を呼びました。
「僕」はそこまで落ち込んでいるのだなとかわいそうに思いますが、それを解決するのが古本でした。
雨の日は本を読むことで気分を紛らわせることができるのだと、明るい気分になってしまうのがよいところだなと感心します。私も雨の日は本の登場人物になりきろうと思います。

精神を病んだ犯罪者たちが収容されている孤島を舞台にしたミステリー映画です。
屋外・屋内ともに雨のシーンが多く、レオナルド・ディカプリオが演じる主人公の心の揺れや激しさを現しているかのような天候の描写が印象的でした。
精神病院を調査するために島を訪れた保安官が、恐ろしい真実に近づいていく過程の恐怖感を、窓を激しく打つ豪雨が際立たせています。
実際に雨の夜に鑑賞すれば没入感を楽しめる作品だと思います。

中盤に入りかけた頃の雨の林の中で、"相棒"に語る過去の自分の家族の辛い話が印象に残っています。
雨は主人公の心情を表していたり、またうやむやな印象をもたらす材料でもあります。果たしてどちらなのか…。
連邦保安官テディが孤島の精神病院に来て、家族を殺した犯人を秘密裏に探し出そうとするのが大きなテーマかと思いきや…。
後半のどんでん返しに唖然としてしまいます。精神病院内での展開は、得てして鬱々とした印象を持ちそうですが、ディカプリオのオーラと良い演技に最後まで引き込まれました。色々な目線で観返すのも面白い作品です。

1920年代のパリにタイムスリップする、ノスタルジックな雰囲気の作品です。
おしゃれな街並みやリラックス効果のありそうな音楽に癒されます。
どこを切り取っても絵になる素敵なカットが盛りだくさんな作品ですが、特に雨のシーンが印象的でした。
いつか夜の雨が降るパリを歩いてみたい、と思わずにはいられない映画です。
パリは晴れていてももちろん素敵な街だけれど、雨の日は一段と美しく映るのだな、と感じました。