10代で見るべき映画39選｜洋画＆邦画おすすめの名作ティーン向け映画

映画をあまり見慣れていない10代の方でも比較的鑑賞しやすいミュージカル映画です。

一見、華やかに見えるエンターテイメントの世界ではありますが、人種や性差別など様々な問題や困難に立ち向かう人間を描いたドラマでもあります。

社会に出るにあたり、色々な理不尽な出来事にぶつかることもたくさんあります。そんな時に、劇中歌である「This is me」を始めとする歌や登場人物たちに背中を押してもらうことができると思います。

ぜひ色んな世代の方に見てもらいたい映画のひとつです。

今まで決して交わることのなかった2人の絆が生まれていく物語です。

人間関係について学べることが多いので、対人関係に悩みやすい10代の方は、周りの人の大切さや人との関わり方を学ぶことが出来る作品だと思います。

周りにいてくれる人にどれだけ支えられているのかを改めて実感することが出来ます。

初めはギクシャクして上手くいかなかったふたりの距離がだんだんと縮まっていく様子はとても心が温まります。

社会人になる前にぜひ見ておいてほしい映画です。

現在ほとんどの高校生や大学生が、学校を卒業して就職して結婚して…というルートを進むことをぼんやりと想像していると思いますが、それは当然でも普通でも簡単でもありません。

ルートに不安や疑問を感じたり、全く違う方向に進んだり、或いは進むこと自体を止めて留まったりすることもあります。

自分のことだけでなく、家族や大切な人のことを優先しなければいけなくなることもあります。

自分が選ぶルートがどのようなものであってもそれは他人と比べる必要はありません。自ら悩んで考えて進んで行くために、この映画がささやかなヒントになると思います。

読書好きな人は見ておいて損はないと思う作品です。

自分が物語の一部になるという設定とかは自分で作文を書くとか、物語を書くということについて絶対にプラスになると思います。

キャラクターも個性豊かで見ていてとても楽しいですし、自分ならどうなるかなぁ…と思いながら見るのもとても良いと思います。

子供も大人も手に汗握る展開ですし、親子で見ても良いと思える作品になっていると思います。時間も2時間弱と丁度良いですし、ハリーポッターが好きな人は好きになるんじゃないかなと思います。

トム・ハンクス主演の名作です。

1990年代後半くらいからトム・ハンクスの代表作と呼べる映画が連発している時期で、その中でもお勧めしたい作品です。

実際にあった史実を基に作成されていて、アポロ13が地球へ帰還するまでが描かれています。

宇宙空間で発生した事故によって、トム・ハンクスを含む宇宙飛行士の苦闘が展開されます。NASAのスタッフの対応がリアルで、刻一刻と変化する状況も時系列順で分かりやすく描かれており、結末を知っていて視聴しても、手に汗握るスリリングな演出が秀逸です。

3時間強の長い映画ですが、起承転結がしっかり分かれているので鑑賞しやすい作品です。

10代のうちに是非観てほしい理由としては、人間の繊細で時に残酷な心の動きが美しく描写されている点です。

舞台になっている時代の背景上、性別・階級といった自分の意思ではどうにもならない不条理なことも物語の節々に出てきます。

価値観が揺れ動く10代の方が観たら、様々な角度から今後自分がどのような生き方を選んでいくか、考えるきっかけになる映画だと思います。

何年か前にパート2、パート3と全部観ましたが、今観てもきっとおもしろいと思います。映画史に残る名作なので、若いうちにぜひ観てほしいです。

アクションシーンが迫力があり見応えがあるので、若い人の方が楽しめる映画ではないかと思います。次から次へと展開も早く、内容を良く理解しておいた方が続編もより楽しめると思います。

ティム・バートン監督が手掛ける名作映画です。

お父さんが子ども（主人公）に毎夜寝る前に物語として、お父さん自身が過去に経験したことを話しているお話を元に作られています。

主人公は大人になり、幼い頃の思い出、父のこれまでの行いを思い出を反芻しながら、お父さんの最期の時を迎えます。

ティム・バートン監督らしい、映画の世界にすっと入れる物語構成と、親子とは？を考えさせられる一作になっているので、是非観ていただきたいと思います。

本当の友情とは何なのかということをしっかりと考えさせてくれる作品だと思います。

10代の頃はとにかく人と繋がっていたいと思うあまり、うわべだけで人と付き合ったり、思いやりに欠ける行動をとってしまうことが多々あるように思います。
そんな風に人間関係を築いていってしまうと、大人になったときに周りに誰もいないことに気付かされます。

この作品の主人公・オギーを取り巻く人たちは、オギーの内面をしっかり見ていて、心で繋がろうとしています。そんな温かさに触れると人との関わり方も変わってくるのではないかと思います。

当時通っていた中学の校外学習で観た映画がトゥルーマン・ショーでした。

親、親戚、近所の人、友達、恋人、全てがエキストラという環境で、本人はそれを知らずに赤ん坊の頃から人生を生中継されているテレビ番組の主人公の物語です。

正直当時中学生だった私にとっては難しい感じがして、主人公が置かれている環境の気持ち悪さがいまいち分からず、なんか不思議な感じの映画だなと思っていましたが、今思うとこんな映画を中学生に見せた当時の中学の教員たちは何を考えていたんだろうと今は思います。

でも、一方で当たり前の環境を疑え、もしも自分の周りが全部作り物だったとしたら、君はどうする？というようなメッセージも、もしかしたらあったのかも知れません。

子どもの頃に、人生を前向きな気持ちで生きることを考えたことがなかったけど、この映画をみて主人公のジャックのように、前向きに生きたいと思いました。

同年代の役柄だけど、ロビン・ウィリアムスが演じていたが、違和感なく観れました。

子どもの頃に観ていて良かったし、今でも大好きな作品です。映画が好きになったきっかけの作品でもあると思います。

子どもの頃には、ジャックやルイの視点で、大人になると両親や、先生の視点になれる作品だと思います。

コウテイペンギンの生態に詳しく迫ったドキュメンタリー映画です。

南極大陸という極限の環境下で、コウテイペンギンたちの生きるための知恵や行動を見ることで、他者と助け合うこと、パートナーや群れの仲間を信じることの2点を学んでほしいです。

特に、南極大陸でブリザードを乗り切るシーンは、群れの仲間を信じ助け合うというコウテイペンギンの強さが現れたシーンです。将来仕事や家庭を持つとき、この映画で学んだことを生かせると思います。

ハリーポッターシリーズの第一作目です。

自分が魔法使いだったことを知らずに育った主人公のハリーが、魔法の世界に足を踏み入れる最初の部分が描かれています。

この映画を見ると、自分にはまだまだ知らない可能性が秘められているかもしれないと、ワクワクできます。

ハリーと同じ目線で魔法の世界に足を踏み入れる擬似体験ができるのも10代の子供にとっては貴重な体験となります。

ピンチを救ってくれるメンタルや、仲間とともに困難に立ち向かい成長していくことの大切さを学べます！

10代という多感な時期に観ておくと、純粋な気持ちで魔法の世界に引き込まれ、娯楽として心の底から楽しめると思います。

どうしても大人になってから観ると、子供の主人公より周りの大人キャラに感情移入してしまって楽しみきれないと思います。

10代のときに観ることで、主人公の生い立ちや才能を目の当たりにしたとき「自分にももしかしたら秘められた才能があるのでは？」という希望を抱き、前向きな感情で進学や就職活動を行えるのではないかと思います。

最初は仲の良くなかった同級生と、さまざまな事件を経て絆が生まれ、最終的には協力して悪の野望を阻止するまで成長していく姿がとても印象的です。

人生は長く、そして上手くいかないことが多いです。上手くいく時間の方が少ないかもしれません。

究極の上手くいかない状態の中、主人公は希望を捨てずに、毎日それをつないでつないで、耐え忍んでいきます。

脱獄ものという、直接的には私たちの生活から離れた世界ですが、あのクライマックスはきっとかたちを変えて、私たちの10代の人たちにも訪れるはずです。

イギリスのロックバンドクイーンのお話です。

曲を作っている場面やレコーディング、大きなライブ会場でのパフォーマンスを見て本当に何十年も前に戻ってクイーンの人たちを見ている気分になりました。

10代のうちになぜ見て欲しいかと言うと、恋愛の悩みなどもあり裏切られたり傷つくことがあっても家族の愛と仲間の愛を見れたり、ライブの際の観客と全員で一体になって歌っているところなどを見ると鳥肌が立ってすごく感動した作品だったからです。是非見て頂きたいです。

主演のアル・パチーノの演技が一見の価値ありです。

全盲の退役軍人を演じているのですが、本当に目が見えてないのではないかと錯覚してしまう程の演技の上手さです。

そしてラストシーンの独演場。魂が熱くなる演技とは正にあのことだと思います。

若く何でもできる間に、自分の心に正直に生きるべきだと気付かせてくれる作品なので、ぜひ10代のうちに鑑賞してほしいです。

人生で大事なことは学業なんかではなく、自分の心が熱くなることに生きること…そう教えてくれる映画でした。

大人の世界の裏側が描かれている作品でしたが、むしろ10代の時期から世の中の裏側を映画によって知る事が大切だからと思った所がおすすめする理由の一つです。

ギャングならではの絆や掟などを若い時期から、映画で学ぶ事は大事だと思いました。映画の技術も学べる所がポイントの一つです。

この映画を通して監督の演出や内容の濃いストーリー展開など、緊迫感のあるシーンが連続して起きる展開など、いち早く若い10代の頃から映画の素晴らしさを知る事は大切だと思います。

私がこの作品を観たのは、10代も終わりに差し掛かったころですが、初めて大切な人との別れを経験した時期でもありました。

この映画は、主人公の心情をイメージしたような、青みがかかったり、くすんだトーンで画面が統一されていますが、10分間だけ、主人公の幸福な気持ちをそのまま描写したかのような、色鮮やかな色彩で撮られたシーンがあるのです。

当時の私は、何度もそのシーンばかり繰り返し、繰り返し観たものです。台詞も少なく、古い映画なので見る前は退屈と感じてしまう方もいるかもしれません。でも、決して難しいお話ではありません。

主人公の表情や仕草に目を止めてみてください。そしていつか、彼女と同じ年になったときに、人生のやるせなさすら愛おしく受け止められる大人になることを願っています。

ピアニストという一見華やかな世界に生きる中で、戦争が激しくなり、とても悲しげな表情でピアニストとしての使命を果たそうとする主人公の姿は、平和が当たり前の世界に生きる若い世代にとって、その心情をとても考えさせられるきっかけとなると思います。

ドイツ人の中にもユダヤ人を助けようとした事実、しかし助けようとした人も戦争裁判では報われないという悲劇、戦争はすべての価値観を壊し、芸術や人間らしささえも奪う絶対的な悪であることを、心の底から悲しみと怒りを感じながら見れる貴重な作品だと思います。

たしか中学生ぐらいの時の夏休みにこの作品を初めて観たのですが、映画鑑賞というものにハマるきっかけとなった作品になります。

地球に隕石が激突するのを防ぐために、突然選ばれた石油発掘の作業員が地球を守るために立ち上がる話です。

なぜこの作品を10代の方に観てほしいかというと、ブルース・ウィリスが演じる作業員の社長・ハリーのリーダー性がとても心に響いたからです。

これから社会で働いていく方々にとって、ハリーのような部下思いで命をかけれるような(言い過ぎ)リーダーになっていってほしいからです。

1960年代のおしゃれなファッションと、新しい時代の高揚感、ミュージカルスタイルのノリの良い音楽と共に、新時代のパワフルさを載せて展開されるストーリー。

10代特有のウキウキやちょっとした悩みと共に描かれているストーリーには共感を覚えると思います。

そして、根深い差別という問題に疑問すら持たなかった大人や古い考え方を若い世代が、まっすぐな視点で壊し、共に新しい時代を楽しもうとする姿勢の描かれ方がすばらしいです。

ファッションや、音楽も時代背景を反映しながらとってもおしゃれに昇華されていて、ファッションの参考にもなります。

そして、主人公がとにかく明るくパワフルでかわいい。ちょっと落ち込んでもすぐに立ち直り、家族や友達、自分の夢のためにまっすぐに進む姿は、全ての差別を乗り越え、両者の考え方に疑問を投げかける深いメッセージが込められています。

差別について、重く論じるのではなく、ポップに元気に伝える映画なので、真の差別のない世界とは？などをとらえやすい映画だと思います。

衝撃的なシーンや残酷なシーンも含まれるため、10代でもある程度成熟してからが良いかと思います。

主人公は看守・ポールです、彼の視点で話が進んでいきます。

コーフィーは死刑囚なので、最終の着地点は分かっていますがそこまでのプロセスが優しさと切なさがバランスよく折り混ぜられています。

私はポールに感情移入しすぎて、どうしようもない無力さに涙が出ました。助けてあげたい、悪いのは彼じゃないと分かっていてもどうしようもない葛藤にさいなまれました。

ドレミの歌は誰もが知る童謡になっていますし、音楽の授業では教科書に載るくらいの「教養化」している作品だと思います。

昔の作品ですが構成・演出、どれをとっても古臭さはなく、まごうことなき名作です。

しかしそれだけではなく、10代の頃に観てほしいと思ったのは人生の壁と乗り越え方、考え方の助けになると思ったからです。

怖くなったら楽しいことを考える、自分を磨くために山に登れ（試練に立ちむかえ）、など背中を押してくれる金言が豊かな音楽とともに与えられる作品です。

私も初見では物心もついていない頃でしたが、大人になった今でも音楽と言葉、シーンがよみがえるほど大切な作品となっていますし時々見返すような作品となっています。

戦争の冷酷さや時代背景も見事に内包されている作品だと思いますので、歴史を学ぶためにも多感な10代の学生さんに観て頂きたいと思っています。

小学生の頃、音楽の先生が感動した作品だからみんなに見てもらいたいと言って授業を2時間使って鑑賞した作品だったのですが、とても印象深い作品でした。

短距離でオリンピックを目指していた主人公が、アクシデントでオリンピックに出場ができなくなり、雪が全く降らない国のボブスレーの代表として冬季オリンピックに出場するという話ですが、結論から言うと何事も諦めてはいけないということを学べる作品です。

周りからどんなに鼻で笑われても、コーチとぶつかり合っても、諦めなければやり遂げられる、継続することが大切ということを学べる作品なので、ぜひ10代の方に見ていただきたいです。

内容がとても魅力的で、モラル的なものから優しさまで育まれる作品なので、ぜひ10代の多感な時期に観てほしいです。

人を助ける気持ち、助けられる気持ちを知る事ができるため、10代には是非とも視聴して欲しい一作になっています。

将来的には人を助けられるような人間になって欲しいと思うので、人を助ける事が社会的にどのような影響を与えるのか、自分が困っている時に助けられたらどのような気持ちになるのか、感情移入をしながら今の自分に当てはめて欲しいです。