病んでる時に見る映画は？洋画＆邦画で心が疲れた時やうつな時に観たい映画まとめ

お互いの個性の違いが、ぶつかりながらも貴重な青春時代に甲子園出場を目指し懸命に努力する高校球児に姿にとても感動します。
高校生同士の会話や、常に生徒を信じて疑わない川藤という高校教師の極めて熱いメッセージを聞いていると、心が病んだり思わず落ち込んだ時にもう一度頑張ってみようという気持ちにさせてくれるはずです。

特に劇中で個性の強い赤星という生徒が、実は懸命に練習に取り組んでいる姿や、仲間を想い自己犠牲ができるキャプテンの御子柴の美しい姿、そして負傷しながらも試合には出たいという若菜の思いを真摯に受け取り、誰一人、仲間はずれにはしないという姿勢を見せる新庄の感動的なセリフなどは心が熱くなり前を向き頑張ろうという気持ちにさせてくれます。お勧めの映画です。

私自身、体や仕事の事、人間関係の全てにおいて上手くいかなくなっている時期にこの映画と出会いました。

誰かに相談する事も、相談も出来ない状態で辛くふさぎ込んでいる状態で、ふとテレビをつけるとこの映画の告知映像が流れていました。ほんの数秒でしたが「あっ、面白そう．これ観たい。」という気持ちが沸々と出てきました。数秒の告知映像でも笑顔になれた自分がいました。

金髪頭の賀来賢人さん演じるツッパリ学生と、ツンツン頭の伊藤健太郎さん演じるツッパリ学生のコンビが巻き起こす、騒動の中にも笑いあり、涙ありと色んな感情で楽しく観る事が出来るのではないかと思い実際に観たらその通りで、笑って泣いて見終わった後には元気になれた自分がいました。学園映画、ヤンキー映画かもしれませんが、とにかく病んでいたり、落ち込んでいたりする時に観ると元気になれる、私のおススメの映画となっています。

シリアスな展開もありつつ、コメディで見ていて笑えるし面白い。世界観がSFフィクションなので今の世の中に疲れている人には直面しているピンチから逃げれるからオススメです。

本当にキャラクターが馬鹿らしくてバカ真面目に戦う姿をこっちが見ていて笑いながらも応援できます。見ていてお腹を抱えるくらい面白いです。

役者も時々演じながら笑っている姿があるのでそこも面白くて笑いを誘ってきます。続編もあるのでハマったらそちらもおすすめです。また嫌なことがあるときにこれが終わったらシーズン2を見よう！！と思えると思います。実写のキャスティングが本当にクオリティ高くて拍手です。

すごくドラマチックな事件があるわけではないのでストレス発散！って感じではないけど、静かに力が湧いてくる映画です。

フィンランドで食堂を始めるけどお客さんが来ない日々が続く、これって相当焦る状況だと思うけど主人公がずーっと落ち着いていて、自分の信じた道を真面目にコツコツ生きていてその姿が妙に説得力があって頼もしいです。
手を抜かず真面目に生きることって最強なんだな、それなら自分にもできるかもと思えてきます。それぞれにいろんな悩みを抱えているであろう人たちがほどよい距離感でいてくれるのも安心できます。
激しくぶつかり合ったり、心をえぐるような言葉を吐き出したり、そんなシーンがなくてもちゃんと信頼関係が築いていけるし、見終わった後「きっと大丈夫。きちんと生きよう」という気持ちにさせてくれる映画です。

阿部サダヲさんが演じる「謝罪師」という訳の分からない職業の男・黒島が世の中を引っ掻き回していく物語ですが、オムニバスかと思ったらさまざまなネタが奇想天外に絡み合い「え～～～～？！」という意外な結末に辿り着く物語です。

なんだこれ凄いな！？と思ったら、宮藤官九郎さんの脚本なので、納得以上のクオリティでした。バカバカしい話が続いて大笑いしていくうちに、ぐいぐいと物語に引き込まれて行くのです。
とにかく、阿部サダヲさんのテンションが凄くて、最初から最後まで圧倒されっぱなしでした。ラストに流れたE-girls の『ごめんなさいのKissing You』のポップな歌とダンスに いろんなものが洗い流されていく感じですっきりと見終われます！意外とマイナーで知る人も少ないですが、騙されたと思って試して欲しい映画です。

この作品は在日朝鮮人と日本人の高校生の交流がテーマです。自分も高校の頃に近くに朝鮮学校がありました。独特の制服を着ていて、通学中の電車の中で可愛いと思いながら見ていたことを思い出しました。

また、先輩から絶対に朝鮮学校の生徒に手を出すな、殺されるぞとも言われていました(1995年ごろの話ですが)。あの頃は何で殺されるのだろうと思っていましたが、この作品を見て日本人に対する感情の難しさなどを少し理解できたことで、日本人が考える以上に在日の方は苦労し難しい生活をしているんだと納得しました。

作品ではよく喧嘩の場面があります。でも、喧嘩を通して交流が芽生え、友としてつながっていきます。若いころにできなかったことが、作品を通して叶ったような気がして嬉しくなるため、落ち込んだときにこの作品を見ています。

小さな魔女・キキが親の元から巣立ち、自立していくプロセスを冒険たっぷりに描いている作品です。原作である角野栄子さんの児童文学の世界を素敵に膨らめたアニメが、30数年を経てもなお色あせることなくファンを魅了しています。

無国籍な設定や魔女が当たり前に存在する世界はいろんな意味でボーダレスで、皆自由に楽しそうに生きています。キキは身一つで家を出て、自分の居場所を探し、仕事を見つけて懸命に生きています。
新天地で新しい友達や理解者を得て、自分らしくのびのびと暮らせるようになっていく様子が描かれます。何といっても素敵なのは「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」というキキの言葉です。

メインビジュアルのキキは笑っていないけれど、一生懸命生きている感じがしてとても好きです。キキみたいに、箒で空を飛べたら素敵だなぁと思ったり…海と青い空の街に旅してみたくなる作品なのです！

映画の舞台となる長崎の風景の美しさに癒されます。海と山や教会などの古くからの建物が立ち並ぶ異国情緒溢れる街並みの映像が、落ち込んでいたり疲れた心にそっと寄り添ってくれます。
劇中で主人公が訪ねるお寺は、とても静かで落ち着いた雰囲気の場所であり、そこで主人公が僧侶と会話をするシーンは、見ると心が洗われる気持ちになります。

わたしは頑張りすぎて疲れてしまい気分が落ち込んでしまった時に見るようにしています。目が見えなくなる運命を受け入れようともがく主人公の姿と、その主人公に寄り添いたいと心を砕く恋人の姿に、自分の弱さや情けなさを受け入れて生きていくことの大切さを思い出すからです。疲れてしまった自分も、落ち込んだ自分もそのままを受け入れて明日を過ごそうと思える、そんな映画です。

テレビシリーズから始まった『コンフィデンスマンJP』シリーズでも最高傑作な映画が「プリンセス編」です！

いつもの痛快な詐欺のプロセスは勿論ですが、この作品では一人の少女の運命を大きく変えていくところが痛快で、とても素敵なのです。

詐欺師の母親に死に別れ、どん底の環境でボロボロになるまで虐待されていた少女”コックリ”を偶然拾ったダー子は彼女をアジア最大の財閥の当主が残した隠し子の”ミシェル”だと偽ってそのお屋敷に乗り込みました。しかしあっさりと受け入れられたコックリは、そこで数か月に及ぶ英才教育を受けたのです。天性の才能を開花させていくコックリは、とうとう本物のプリンセスとして多くの人々を救うことが出来るまでに成長していきます。
その変化を、関水渚さんがみずみずしく演じていて、観ているだけでも癒されてしまうのです。

頑なだった財閥の子供達（”ミシェル”の兄や姉）がその心を動かされて彼女を受け入れたシーンは、何度観ても感動します。物語はそこで終わらず、次作の『英雄編』へと続いていきますが、そうしたシリーズ全体を楽しむうえでも大きなターニングポイントになった作品です。疲れていても凹んでいても、最後まで観たくなる、そんな物語です。